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日本の生産性、なぜ低い

経済協力開発機構(OECD)によると、2015年の日本の就業者一人当たり労働生産性は783万円でOECD35カ国中22位、時間当たり生産性は4,439円で同20位だったそうです。どちらも米国の6割程度の水準にとどまります。(日本経済新聞:2017-2-27記事)

勤勉な日本人なのに、なぜ生産性が低いのでしょうか?

記事によれば、日本企業はバブル崩壊後、国内投資に消極的で生産効率を高める設備投資、特にIT投資で海外企業に後れを取ったことや、卸小売業などサービス業では小規模企業が多いことが効率化を遅らせている要因だと指摘しています。

このほか、“過剰サービス”を指摘する向きもあるとしています。長い営業時間やきめ細かなサービス、価値に反映されない顧客側の過剰な要求への対応などが、付加価値を生まない長時間労働の背景にあるとの見方です。

労働人口が減っていくため、日本はもっと労働生産性を上げる必要があると指摘されています。

これから本格的に始まる“第4次産業革命”によるAI(人口知能)、IoT、ロボット、ビッグデータなどの技術成果を効果的に導入することにより、設備投資で解決できる生産性の低さはカバーできるかもしれません。

しかし、“過剰サービス”と指摘される、きめ細かなサービスや造り込み、厳しい顧客の要求に応えていく真摯な仕事ぶりは“第4次産業革命”では実現できない日本の強みになるかもしれません。

“第4次産業革命”がもたらす最先端の技術や知識を、“過剰サービス”とまで指摘される日本特有のきめ細かなサービスや造り込みと、どの様に融合させていくかが問われます。

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