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AI、IoTによる「建設会社の生産性向上」

AI(人工知能)や様々なモノをインターネットでつなぐIoTなどの進歩は著しいが、そこから自社がどのような価値を生み出せるかが肝心です。

AIやIoTなどによる第4次産業革命と言われる経済・社会構造変化を自社の成長にどのようにつなげるかという構想力が今後問われます。

AI,IoT活用の好例として、建設機械コマツの「スマートコンストラクション」というサービスがあります。

このサービスについて、新聞記事では次の様に紹介していました。

「ドローン(小型無人機)を飛ばして、工事をする現場の3次元測量データを作成。完成図面との差を自動計算して、施工する範囲や掘削する土の量などを正確につかむ・・・。必要なダンプカーの台数や工事日数を割り出し、建設会社が効率的に作業を進められるようにする。
工事が始まれば建設機械がネット経由で現場の起伏を示す3次元データを受け取り、自動で整地や掘削をする。機械任せで仕事が楽になる。」(日本経済新聞)

このサービスが生まれた背景には、コマツの主要ユーザーである建設業界で今後、人手不足が一段と深刻になるということがあります。

建設現場で働く技能労働者の高齢化による離職が進む一方で、橋梁やトンネルなど老朽インフラの建て替えや維持の工事は相次ぐ見通しだからです。

全国約45万5千の建設会社の96%は従業員が20人以下の企業だそうです。小規模の建設会社にとって人手不足の影響は死活問題です。

そのような建設会社の生産性向上の支援策としてコマツが創り上げたのが「スマートコンストラクション」です。

コマツはまた、建機にセンサーを取り付けて掘削などの細かな動きをデータ化し、それらのビッグデータをAIで分析し、建機を無駄なく動かすサービスにも取り組んでいます。

「建設会社の生産性向上」という目標をテーマに掲げて、AI・IoTなどを駆使した建機で新しい市場を育てる戦略を進めています。

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