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第4次産業革命: 衝撃2

あらゆるモノがインターネットにつながるIoTやビッグデータ、人口知能(AI)ロボットなどの新技術が切り開く「第4次産業革命」は人々の暮らしやビジネス環境を一変させます。そして今、その波は想像以上のスピードで押し寄せています。

前回に続き、週刊ダイヤモンド(2015-10-3)に「第4次産業革命 四つの衝撃」として掲載された中から今回は衝撃2について紹介したいと思います。

参考までに、「四つの衝撃」は次の通りです。

衝撃1、製造業のサービス業化
衝撃2、ボーダレス化・リアルタイム化
衝撃3、需要と供給のマッチング(最適化)
衝撃4、大量生産からカスタマイズ生産へ

【衝撃2】ボーダレス化・リアルタイム化~【物理的距離や時間に縛られずサービスを提供】

あらゆるモノがインターネットにつながることで、物理的な距離や時間に縛られずにサービスを提供することが可能になる。
例えば、A国で走行している車に取り付けられたセンサーが、ブレーキディスクの異常を感知し、データをネットワーク経由で地球の裏側にあるB国のサービスセンターに送信する。
センターでは交換が必要な部品のデータをA国のサービスショップに送信。ショップは3Dプリンターでそのデータを基に部品を製造し、車の所有者に部品交換が必要なことを通知する。車の所有者は、故障する前に部品を交換することができるため、修理のために車を預けたり、代車を借りたりする必要がない。
まだ実現していないが、将来的にはこのようなサービス提供も可能になりはずだ。
こうしたオペレーションが実現すれば、企業の地方・海外展開が低コストで進められるようになる。

衝撃2の内容は衝撃1の「製造業のサービス業化」と共通する部分あります。製造業のサービス業化がボーダレス化・リアルタイム化で進むと考えた方がいいでしょう。

3Dプリンターのように、データさえ入力すればモノが出来るとなれば従来型の製造業は不要となることになります。

モノづくりのデジタル化が進めば、自動運転車がすでにそうであるようにグーグルやアップル、アマゾンのような巨大IT企業が製造業にも進出してくる可能性が大です。

米国のIT企業では「製造業はソフトの可能性を実現するためのものにすぎない」と考えてもいるようです。

幸いにも、第4次産業革命はスタートしたばかりです。第4次産業革命の進展を横目でにらみながら、将来の自社のあるべき姿を常時イメージして事業運営する努力が望まれます。

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