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勝ちパターンは55。成功の秘訣はビジネスモデル革新

アップル、グーグル、アマゾン、フェースブック・・・ビジネスモデルのイノベーションは、天才のひらめきによって生まれると思われがちです。

しかし、『ビジネスモデル・ナビゲーター』では、「成功企業のビジネスモデルは、55種類のモデルパターンのいずれかに分類される」として、この55パターンの組み合わせや創造的な模倣によって、新しいビジネスモデルを創出するツールを紹介しています。

天才のひらめきではなく、ビジネスモデルをシステマチックに構築するノウハウは、日本の企業風土・文化に適しています。企業文化で日本と共通点の多いドイツでも多くの実績をあげているようです。

本コラムでも、前回までビジネスモデルの構成要素などの説明に『ビジネスモデルナビゲーション』の内容を主に参考としてきました。

ビジネスモデルの4軸の定義など、取り組みを始め易い内容になっているため、まずは自社のビジネスモデルの各要素を4軸の定義に基づき明確にするとよいでしょう。

「ビジネスモデルキャンバス」で自社の目指すべきビジネスモデルを考えよう!

当オフィスの「スタンダードコンサルティング」では4軸を定義した後、ビジネスモデルキャンバスを使ってビジネスモデルを表現するようにしています。(⇒詳細はこちら

その理由は、ビジネスモデルキャンバスはビジネスモデルの各要素を、業務の流れに沿った形で体系化するため、事業全体を俯瞰的に眺めることが出来て目指すべきビジネスモデルを検討しやすいからです。

ビジネスモデルキャンバスは、ビジネスモデルイノベーションの実践ガイドである、『ビジネスモデル・ジェネレーション』という本の中で紹介されているツールで、全世界で反響を呼び、世界中の多くの組織で幅広く活用されています。

ビジネスモデルキャンバスは、下記の様に、ビジネスを行う上で考慮すべき9つの要素から構成されています。

KP(Key Partners)
重要パートナー (経営資源を補完し、自社の活動に参画する外部の協力者)
KA(Key Activities)
主要事業活動(提供価値を生成するための主要な活動)
KR(Key Resources)
重要経営資源(提供価値の拠り所となる経営資源:ヒト、モノ、金、情報、チエ)
VP(Value Propositions)
提供価値(顧客のニーズやウオンツを満たす提案)
CR(Customer Relationships)
顧客との関係(どのような方法で顧客セグメントと関係を結ぶか)
CH(Channels)
チャネル(顧客に提供価値を届ける方法)
CS(Customer Segments)
顧客セグメント(自社が価値を提供したいと望む個人や組織)
CS(Cost Structure)
コスト構造( 事業運営する上で発生する金銭的なコスト:固定費、変動費など)
RS(Revenue Structure)
収益構造(提供した価値の対価として獲得する金銭的な価値)

自社のビジネスモデルキャンバスを作成したのち、それを土台として『ビジネスモデル・ナビゲーター』の55種類の勝ちパターンを参考にして「ビジネスモデルキャンバス」をブラッシュアップしながら、自社のビジネスモデル革新に挑戦するという取り組みスタイルがお薦めです。

参考: 『ビジネスモデル・ナビゲーター』オリヴァー・ガスマン他(著)

参考:『ビジネスモデル・ジェネレーション』アレックス・オスターワルダー他(著)

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