シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

企業の目的は?:ビジネスの基本と原則

企業の目的は、顧客の創造である」(P.F.ドラッカー)・・・このようにドラッカーは的確な言葉で、ビジネスの基本と原則を語ってくれます。

前回のコラムで、「マネジメントには基本とすべきもの、原則とすべきものがあって、転換期にあって重要なことは、変わらざるもの、すなわち基本と原則を確認することである」というドラッカーの言葉を紹介しました。

日本はいま、政治、経済、産業、社会などすべてにおいて転換期にあり、大きく世の中が変わりつつあることを感じます。

ビジネス面でも第4次産業革命によるデジタル化の急展開などで、経営環境が転換期を迎えつつある状況になっています。

本ブログでは、これ等の状況を踏まえ、事業改革・新事業展開など経営革新を進める上で役立つコラムを中心に掲載していく予定でおります。

ビジネスの実践面で最も参考にすべき【基本と原則】は、やはり「マネジメントの父」と称されるドラッカーのものでしょう。

何年か前にベストセラーになって話題を呼んだ、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の原点となった書が、『マネジメント【基本と原則】』であることはよく知られています。

物語とはいえ、ドラッカーの述べるマネジメントの基本と原則は、高校野球の女子マネージャーでも理解して適用すれば、成果を期待できることを示したものでした。

ドラッカーの言葉は、ビジネスを実践する上で欠かせない物事の本質を教えてくれるので、まずはドラッカーが述べるマネジメントの基本と原則を確認することから、「はじめの一歩」を踏み出してみましょう。

改めて考えてみると、われわれは知っているようで実際は理解していないことが実に多くあります。

「企業の目的」もその一つです。「企業の目的は、顧客の創造である」と言われれば、成程ほどそうであると思うものの、「お客本位の仕事」を貫いている企業はわずかです。

しかし、下記のように企業の成長は顧客の増大とともにあるのは確かです。

 ●1970年代は日本の自動車メーカーと米国ビッグスリーの間には大きな差がありましたが、日本メーカーは乗り心地と燃費がよい車とアフターサービスで顧客を増大させ、ついにビッグスリーを抜き去りました。

 ●百貨店の配送業でじり貧に状態だったヤマト運輸は、宅急便を開発して膨大なお客を作り出しました。

 ●それまでお客に業界ルールを押しつけて殿様商売をしていたコンピュータ業界に疑問を持ったマイケル・デルは、お客が抱えているニーズや問題点を探し出してお客に応えるサービスを実践し、世界一のパソコンメーカーを作り上げました。

「企業の目的は、顧客の創造である」すなわち、企業活動の究極のテーマは、「お客をつくる」ことにあることをまず確認しておきましょう。

参考:『マネジメント[エッセンシャル版]-基本と原則』 P.F.ドラッカー(著)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする